禁書ノ記憶
ジャンル
名探偵コナン、黒子のバスケのクロスオーバー
転生夢主、ただし「コナンと黒バスが存在しない」世界からの転生。
設定
禁書の記憶 通称「黒本」
どこの誰かが書いた知られざる物語が記された本。その本に取り込まれると本に則ったゲームが始まる。取り込まれる条件は不明だが、本によって異なることだけは分かっている。
現在日本で確認されているのは12冊。一度解読されると二度と取りこまれることはなくただの本となる。解読前は黒表紙になっており、解読されると本のタイトルが彫られるようになる。文章はミミズが張ったような文字に見え解読者以外には読めない。解読中(取り込まれている最中)は表紙に赤い紋章が浮かび上がり解読終了(ゲームクリア、もしくは解読者のゲームオーバー)で消える。
本の中の世界と現実世界の時間はリンクしていない。但し本の中で過ごした時間以上現実世界で経過することはない。
本の中での怪我は現実世界に引き継がれる場合と引き継がれない場合がある。
たとえ本の中で10年過ごしても現実世界で1時間しか経っていなければ身体は1時間分しか老いない。
解読者
禁書の記憶に記された内容を解読する人。本を開くと取り込まれてしまうため、解読者は命を懸けてゲームをクリアしなければならない。帰って来ない者が多く、現在世界でたった一人しかいない。
転生読者
前世で禁書の記憶の物語を読んだ人間のこと。現在世界でたった一人しかいない。
開かずの図書室
警察庁のどこかにあるといわれる禁書の記憶を管理する図書室。
「触らぬ神に祟りなし」と発見された禁書の記憶はこの図書室で封印されている。確認されている12冊全て保管している。
赤の司書
開かずの図書室の司書のこと。警察庁警備局警備企画課特務部隊のあだ名。
解読時の注意事項
- 本の中での経過時間と現実世界での経過時間のギャップから身体若しくは精神に異常を来す可能性があり。帰還後は必ず病院にて検査及びカウンセリングを受けること。
- 解読中に本に問題が起きると、本の中にいる解読者にどのような影響が出るか不明。最悪戻って来られない可能性があるため、解読中の本は特に厳重に管理すること。
- 帰還後、可能な限り本を翻訳すること。
- 解読中の本の中への介入ができるかは不明。
主人公
結城理桜
赤の司書でありながら解読者であり転生読者の肩書を持つ一警察官。「美術館からの脱出」開始前に2冊解読済み。その実績と「ただ一人の解読者」という立場から階級は22歳と言う若さで警視。但し肩書のみで実際の事件は警察官でありながら門外漢。これまでの経験から身体能力と射撃術はカンスト。
結城からすると禁書の記憶は前世での小説・漫画・映画・ゲームの内容が書かれている。書かれている内容が全て既知のものであるとは限らない為、解読には慎重な姿勢で臨んでいる。今のところ偶然全部識っているのでほっとしてる。
女子力の高い看護師の父とイケメン力が高い警察官の母親を持つ。武器を持つとバーサーカー化。本の世界では、問題が無ければ「とりあえず片っ端からぶっ飛ばしていこうか」という脳筋タイプ。母親に似て無意識にイケメン行動し、父親に似て些細な所作や好きな食べ物・好きな酒が女子っぽく、前世の性格を少し引き摺り関係の薄い(若しくは今後関わることがないであろう)人間に対しドライな性格。
黒い短髪で黒い目、美白で可愛い女性と言うより綺麗な女性。身長は170前後(毛利蘭よりは背が高い)。容姿は父親似で表情は母親似。上司からよく「その表情、母親に似ている」と言われる。
鈍感ではない、が「他人にどう思われても気にしない」精神のため自分の行動がどう見られているのか気付いていない。降谷から「彼女といると女性の心が分かる」「女子にモテるタイプ」と影で言われている。
“死”を経験したせいか元々そういう性格なのか、恐怖や不安といった感情がほぼ皆無。ホラーやサスペンス、ミステリーと言った類を「後学の為」と言う理由でよく見たり読んだりしている。脅かし系も驚かない。学生時代には「(メンタルが)鋼の女」と妙な二つ名がついた。
黒須恵
結城理桜の偽名。その時々で変わるが基本的には駆け出しの小説家と言う設定。現実世界では「黒須恵」と名乗り、本の中では舞台に合わせて「ケイ・クロス」「黒須恵」のどちらかで名乗っている。名前の漢字から「くろすめぐみ」と読まれることが多いが気にしていない。名前だけ見ると男女の区別がつかないので本人は気に入っている。
解読済み
- 作品名
- クリア時間 / 現実世界経過時間 / クリア条件
- 魔女の家
- 11時間34分 / 4時間48分 / 屋敷からの脱出
- 少女
- 18日2時間30分 / 3日4時間2分 / 少女の懺悔を代行する